背骨を柔らかくしておくことの大切さ



こんにちは^^
鍼灸・整体  momo鍼灸室です。


今日は、背骨の柔軟性の大切さについて書いてみたいと思います。




日々皆様のお身体をみさせていただき、年齢と共にどのように私たちの身体は
変化してくのか、またそれに伴いどのような症状が出やすくなるのかということについて
感じることがあります。



30代後半くらいから、じわじわと筋肉は固くなっていきます。
実際にはもっと早い段階から身体の固さはでてきますが、実感として分かる方も増えてくるのが
この年齢あたりです。
筋肉の固さを感じるころから、寝ても疲れが取れないとか、寝起きに身体が痛いなどの
状態が見られます。




筋肉の固さが進んでいくことは、ある意味自然なことです。
固くなった筋肉は

多様な動きができなくなっている

子供のように自由な動きができなくなっているということです。
言ってしまうと、子供のような自由な『思考が』できなくなっているということでもあるような気がします。

頭の柔軟性と身体の柔軟性はどこか繋がっているようにも感じます。




この筋肉の固さが進んでくると、筋肉繊維は硬化していき、徐々に筋肉がやせ始めます。
細く、固くなった筋肉はそれでも骨格や関節の動きなどを保持しなければなりません。
すると、関節の動き、可動域は低下し関節自体の固さになっていきます。




ひざ関節や股関節はもちろん、体幹の背骨の固さが顕著になっていきます。
背骨の動きは以外に多様です。
前に曲げる、後ろに反る、左右に回す捻る、横に倒すなどです。
この動きが低下していけば、背骨にかかる力をうまく吸収できない状態でもあり
背骨にかかるストレスは増大していきます。
クッション性の低下です。
もちろん正しい姿勢の保持も難しくなります。




学んだり聞いたりした事以上に多いと感じるのは
脊柱管狭窄症の方です。
背骨の柔軟性の低下と背骨を支える筋力の低下が影響して背骨が神経を刺激するほど
ズレていきます。
(その他関節の固さの影響もありますが)
本当に多いです。




また、背骨の両側からは自律神経が出ており、目耳鼻口や内臓へと張り巡らせられています。
背骨や周囲の組織の固さがあれば自律神経の働きも低下していきます。
自律神経は交感神経と副交感神経の揺らぎの働きです。
情緒や感覚にも影響が出てきます。




先ほども書きましたが、ある意味これは自然な変化なのです。
無理に抗うことはありませんが、症状が出やすい年齢よりも前段階で
背骨の柔軟性を意識してケアすることってできるよなぁと思うのです。



何ができるのかというと、
ご自分に合った運動や柔軟体操はもちろん
普段から多様な動きをすること、同じような動きしかしていないという事にきずくこと事。

以外に大切なのは、腹部までいきわたるような深い呼吸をすることなどです。




鍼灸や整体もお役に立てることはありますが、日々体に意識を向け大切に使うということが重要です。体を適当に扱わない。体をほったらかしにしない。

身体と協調して生きていくような感覚が健康に繋がるように思います。


意識が身体に向いているという事がなによりも大切です。


お困りのことがありましたら、お気軽にご相談いただけたらと思います(^^)
























鍼灸・整体 momo鍼灸室 (Healing room momo)

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