東洋医学的春分の過ごし方☆
こんにちは^^
鍼灸・整体 momo鍼灸室です。
今日は、3月20日春分です。
少しずつ年を重ねていくと、季節の移り変わりや二十四節季の流れなんかが面白く感じます。
春分を陰陽のバランスで見ると、「陽」の気がどんどん旺盛になり増えていく節目になります。
今年は2月から春の陽気が出たり引っ込んだりしていて、寒さと温かさを繰り返していました。
同様に私たちの身体の気も少し揺さぶられたように感じます。
春は、「木」のエネルギー、木が上へ上へ伸びていくように
私たちのエネルギーも自然に上へ上へと伸びやかに流れていきます。
猫が伸びをするように柔軟で伸びやかで爽やかなエネルギーです。
これがやりたい!!これが気になる!!動きたい!!というささやかな内側の衝動に忠実でいれると
「木」の気がスムーズに流れ始めます。
身体がなんだかムズムズしたり、筋肉を動かしたい感覚があれば、そこに使われたい気があるわけなので、行動してみてください。
これが未消化になるとダルさや気持ちの重さになっていきます。
また、春は木の芽時と言うように内側の感覚も、身体の反応や症状もぶわーっと出てきます。
様々なアレルギー症状や、ホルモン系の精神症状を伴うような身体の変化も出やすくなります。
全部が目覚めてしまうわけですね。
春は「木」のエネルギー、そして五臓では「肝」に属します。
なのでこの季節は「肝」を労わる食べ物を取ると身体が楽なのです。
いくつか挙げてみますね。
ニラ、セロリ、セリ、などの香りのあるもの
イチゴ、さまざまな柑橘系、などの酸味のあるもの
アサリ、シジミ、は肝機能を高め肝に貯まった余分な熱を冷まします
また、もう少しすると様々な山菜が取れます。
この苦味も肝の解毒作用を助け腸をきれいにしてくれます。
つまりは、旬のもので手に入れやすいものが良いのですよね。
そして、日の出の時刻もだいぶ早くなってきました。
真冬の寒い時よりは早起きを心掛け(私は早起きが苦手ですが・・・)
少しでも良いので日中も身体をうごかしてみてください。
東洋医学ってなんでも五つに分類する性質がありますが
そこに囚われすぎず、ご自分の内側の感覚に勝るものは無いので
大らかに生活に取り入れていただけたら嬉しいなと思います^^
どうぞ、待ちに待った爽やかな季節を健やかにお過ごしください!!
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