ただ思考に気づく。
こんにちは^^
鍼灸・整体 momo鍼灸室です。
私たちは、日々頭を使い思考をすることで人生を展開させてきました。
(人生を展開させてきたつもりなのかもしれない・・・)
普段、私たちの意識は頭にあり、四六時中考えや思考に無意識的に夢中です。
朝起きたときから、思考や考えを掴もうとしています。
それがデフォルトモードになっていて、安心に感じるからです。
考えていないことが不安なのかもしれません。
例えば、使いたいアプリがあるとします。
必要な時にそのアプリを開き、使い、終われば閉じます。
思考も同じように、考えたいことがあれば考え、道筋を立てたり、アイディアをだしたりします。
そして、終わってシャットダウンできれば良いのですが
思考には実態がないので、そんなことはできないですね。
その後もなんだかモヤモヤと考えが巡ります。
思考の性質のベースは、不足を探し出したり、比較をしたり、過去の記憶を繋がったり、未来の予測をしたりです。
勝手に一人反省会がはじまります。しかも多くの場合が一人ダメ出し会。
思考が終了しないので、私たちはなんだかずーっとモヤモヤします。
そこには、今の肯定が無いからです。
思考には今の肯定が難しいのです。
アプリもずうっと立ち上がっていれば、充電を食います。
思考もずうっと巡っていれば、徐々に疲弊していきます。
思考は、私たちが肉体を持つ限り続きますし、悪者ではありません。
思考がなければ生きてはいけません。
ただ、ダラダラと流れる思考の中に埋もれて、考えの中に没頭している時
私たちは体感を伴った不安に襲われます。
それが身体の過緊張状態を作っていることは、よくあるような気がします。
どんな思考もあってOKなのですが、そこからBGMの様に流し続けないということは
リラックスする大事なポイントです。
一番にできることは、まず思考に気づくことです。
気づくことができれば、思考と距離ができます。
考える必要の無いことを考えているのなら、まずは気づく。
落ち込んでしまったり、不安が増すような思考があれば、気づく。
体感が辛くなるほどの思考があれば、そのまま展開させずに、気づく。
それと私たちは、不思議なのですが自然の中にただいると思考が静まっていきます。
ただ海辺で過ごす。ただ空を眺める。ただ風に揺れる草木を見る。
そんな事でもぐるぐる思考は落ち着いていきます。
そんな時間がたった3分でもあれば、脳や身体にとっては大きな休息です。
思考は、結果や成果を求めますが、なんの結果も無い
「ただ、気づく」ということがぐるぐる思考と距離を置く第一歩になります。
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