思考の話ばかりするわけ。
こんにちは^^
鍼灸・整体 momo鍼灸室です。
ここは、鍼灸室のブログなのに、思考についてばかり書いていますね。
それは、身体はただの物質としての存在では無く感情や思考の影響を大いに受けている
からなんです。
どちらかというと根っこは感情や思考の方にあり、そこを我慢したり蓋をしたり
認められなかったり、許せなかったりという事があるとずーっと身体を通して
そのサインを送り続けるのだと思うのです。
人生は本当にいろんなことがあります。
我慢することだって、蓋をしてしまうことだって、許せないことだって沢山ありますよね。
そのような事の方が多かったりするかもしれません。
それを身体を通して癒していく。
この動きはこの肉体が終わるまで続いていきます。
ある意味これが生きていくという事の一側面でもあると思うのです。
なので、身体に症状があっても良いのです。
それは無いに越したことはありませんが、できるだけ敵対、排除することなく
ここに起こる様々な事をありのままを見ていくことなんですね。
見ていくという事は、頭で問題視してあれやこれや騒ぎ立てないということです。
身体は、思考の記憶や身体の感覚に刻まれた傷やトラウマをただありのままに認めてほしいのだと
思います。多かれ少なかれこれは、誰にでもあるのだと思います。
それに向き合うのか、今回は見過ごすのか。
そこには大きな大きな包容力が必要ですが、ありのままをそのままにできた時に初めて
認められ、癒されていきます。
良いとか悪いとかの概念を超えて「これで良いんだ」という感覚でしょうか。
思考を使ってこねくり回すのを止め、「これでよし」という立ち位置に在れた時に
始めて成仏できるんですね。
日々起こることや、感覚感情を思考で解釈・ジャッジしてきた場合、とてつもないエネルギーの収縮秘めてしまうことがあります。
私たち治療家や、鍼灸師の仕事はその蓄えられた緊張を適切に緩めスペースや余白を作ることだと思います。それは、気血水の流れの良い状態と言えますし、滞りの無い状態です。
それで痛みや症状が軽くなることもありますが、思考や身体に蓄積されたエネルギーは
本人が気づき、そこにありのままにあることを赦していくことでしか消えてはくれないんですね。
すると、私たち鍼灸師の仕事は治すとか痛みを取る事ではないような気がします。
身体の緊張が取れれば、身体は自ずと治癒していくからです。
そのお手伝いをすることぐらいでしかないような気もします。
もちろん、毎回その方が少しでも楽になり、元気に過ごすことができるようにと思い施術を
しています^^
お越しいただいたときは、こんな話ばかりをしているわけでは無く
お身体の状態、東洋医学のお話、日々のたわいもない話の方がほとんどなので
ご安心ください^^ 何も喋らず、リラックスしていただいてもかましません。
身体は思考や感情と密接に関係しています。
そしてその身体はいつも私たちに何かのサインを出しています。
根っこにあるのは、認められなかった思考や感情です。
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