自律神経は些細な刺激で整っていく。
こんにちは^^
鍼灸・整体 momo鍼灸室です。
日々、体を施術させていただいて感じるのは
体を整えるのも、心を整えるのも、自律神経との繋がりであり
自律神経が上手く働いていれば生きていくことはとても快適になるだろうということです。
自律神経の偏りやアンバランスがあれば、体は緊張を伴い、必ず不調が出てきます。
そして自律神経のある意味厄介なところは、精神にも大きく影響をもたらすということです。
交感神経が優位になれば、攻撃的になったり、神経が過敏に反応するために不安感やパニック状態が出やすくなります。
また、以前も記事に書きましたが、副交感神経の2つ目の働き「凍り付きモード」の方が優位になると無気力やうつ状態、冬眠状態のような反応が出てきたりします。
鍼灸院でよく取り扱う、不定愁訴と呼ばれるものも自立神経の乱れからくることがほとんどです。
自律神経は運動神経とは違い、私たちの意思で動かすことができません。
私たちの意思で心臓の鼓動を変えれないですし、意思で体温を上昇させることもできません。
同じように、私たちの意思で不安感やうつ状態を消すことは難しいのです。
意思でコントロールできないのなら、どうやって自律神経を整えていくのかと言うと
まず一番大切なのが呼吸です。
呼吸がしっかり入ることで、自律神経は副交感神経の1つ目の働き「安心、リラックスモード」に
切り替わっていきます。
呼吸、爪揉み、目の動き、耳のマッサージ、微笑む、体に手を当てる、頭に手を当てる・・・
このような一見、それに意味が無いように感じたりすぐには効果が出ないような些細な刺激で
自律神経は整っていきます。
見て分かる通り、すべて身体の感覚に刺激を入れ感じるということです。
頭で考えて良くなる話では無く、体で感じて体に意識が向くことでじわじわと整っていく
ものなのです。
自律神経を整えていく方法は
思考で優位な私たちに取って、あまりにも取るに足らないようなことに感じるので
なかなかやろうと思えないようです。
頭で考える世界から、体で感じる世界への移行が私たちの心や体、ましては生活や社会に
変化をもたらすような気がしています。
こんなことで~?と思うことかもしれませんが
どうぞ、生活に体を感じ意識する時間を少しずつとりいれてみてください^^
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