私の中に宇宙がある
今日は、東洋医学の宇宙感について書きたいと思います。
東洋医学では私達が生きるこの世界、森羅万象を大宇宙、私達の体を小宇宙として捉えます。
私達の内側に備わっているもの(肉体、心、意識、魂など)は、大宇宙のひな型であり、また逆もしかり、私達の外側にあるものは、私達の内側の反映であるという見方ができます。
この、内側(小宇宙)と外側(大宇宙)とを調和させて生きていくということが、私達の体や心の健やかさや、生きていく事の基盤にあると何千年も昔の人々は考えたのではないでしょうか。
そこには大宇宙に対する、自然に対すると言った方がしっくりくるでしょうか、感謝と畏敬の念があっただろうと思います。
今の私達には感じにくくなった感覚です。
自然とはだいぶかけ離れてしまった私達でも、肉体や心は自然との繋がりを欲するし、必要不可欠なものです。
私達の存在が、ただそれだけで存在している人間という事では無く、大いなる何かに生かされているという感覚が東洋医学の宇宙感を生んだのだと感じます。
そんなところが、東洋医学の素晴らしいところで、私が魅力を感じる部分です。
少し難しい話でしたが読んでいただいてありがとうございました😊
0コメント