太極図 真ん中を生きる
みなさまこんにちは
今日も東洋医学のお話しです(^^)
私が小さな頃から心惹かれるこのマーク。
陰陽太極図と言います。
どんな意味があるかと言いますと
万物はすべて陰と陽のバランスから成り立ってるよと言うことです。
【陰】
静
月
水
夜
裏
女性
【陽】
動
日(太陽)
火
昼
表
男性
などです。
私達は二極の世界に生きているわけです。
陰のエネルギーと陽のエネルギーに、それぞれ反転した陰陽の小さな丸が存在し、また陰陽のエネルギーは回転するように動いているのだと思われます。
これは、完全な陰陽は存在せず、陰が極まれば陽に転じ、陽が極まれば陰に転じると読み解きます。
ここからは、私の感じた事を書きますが
じゃあ、その二極のエネルギーや知識をどう活かせば良いのか⁈
↑↑↑↑↑↑↑
これは陰陽が傾いてしまった状態です。
こうなると、病にかかったり、心が沈んでしまったり、生き辛さやなんらかの症状やサインが出ているはずです。
私達は自分に与えられた、または自分の周りにある状況やあらゆる物の二極の真ん中を意識しながら生きて行くと良いのです。
東洋思想では、中庸を生きる
仏教用語だと、中道を生きる
自分の真ん中、中庸、中道と言われてもピンと来ないかと思いますが、
何か腑に落ちる、とか、いい塩梅とか、自分にとって良いさじ加減とか、そんな感覚も同じかなと思います。
偏りの無い状態です。
大それた事で無くても、小さな事から真ん中を生きてみます。
今日は、ゆっくりコーヒーでも飲んだら良い塩梅だな。
今日は、この道から行ったら楽しそうだな。
こっちの意見を選んだら、腑に落ちるな。
ポイントは自分の真ん中です。世間の真ん中ではありません。
この真ん中チョイスの積み重ねは、自分の体や心の居心地の良さに繋がります。
関わるあらゆる事象の中に楽しんで自身の真ん中を見つけてみてください。
私達、施術する者は、
その方その方の体や心をなるべく中庸に持っていけるように治療するのだと思います。
ストレスが多かったり、あまりに忙しいと自分の中庸が分からなくなります。
そんな時は、体や心をゆるゆると緩めてスペースを作ってあげてください。
鍼灸も、中庸を取り戻したり、体や心に余白を持たせるお手伝いができるかと思います。
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