筋肉(体)が握りしめているもの。
こんにちは、Healing room momoです。
私は皆さまのお体を診させていただいて
自分の体の状態を見ていく中で
いつも根底にある考えがあります。
体は、いつも感情(心)と思考(頭)の影響を受けているという事です。密接に繋がっています。
必ずしも、外的要因、物理刺激やストレスだけで病気になったり痛みを出す訳ではありません。
私達は、自分でも認識できないような感情を持っています。
癒されたくて浮上しているのに認めたくないような感情も沢山抱えています。
生きて行く中で自然に芽生えたものです。
誰にでも、私にもあります。
見たくない感情を見る事は、時にとても勇気のいる事で恐怖さえ感じます。
大抵の場合、見たく無い感情が出てくると
思考をうるさく頭の中でいっぱいにしてしまいます。
感情にモザイクをかけるようにして無かった事にしたいのです。
お酒や、何かに没頭したりして逃避することもありますね。
癒されたい感情が浮上してくると、身体は自然に緊張状態に入ります。
逃避したい頭は、あれやこれや思考のお喋りを始めます。
そして、少しでも楽になれるような思考を掴み握りしめます。
感情は癒されないまま、自分の作り上げた都合の良い解釈を握りしめて、身体にも緊張や握りしめのエネルギーが定着します。
これは、だいたい無意識でやってしまいます。
病気や、なんらかの症状が出ると私達は薬などで止めてしまうのが一般的ですが
薬に頼りながらでも、その身体からのサインの根っこには癒されたい感情がある事に気付いていけたら本当の癒しがあるのだろうと思います。
闇雲にマッサージや鍼灸をするのでは無く、施術を通して頭や、体に余白やスペースを作ってあげる事で、深い部分での心の癒しに繋がればと考えています。
心を癒せるのは、治療者や、先生や、家族や、恋人では無く、最終的は自分でしか癒せないのです。
体と心と思考は密接に繋がっていて、本当の癒しや健康は感情の癒しにあるんですよというお話でした✨
読んでいただきありがとうございました😊
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